FESTIVAL

From SUPERSONIC

いよいよ明日の7月11日スーパーソニックの発売日をむかえます。東京の3日券は間も無く完売となりそうで、皆のフェスティバルを取り戻そうという熱意をひしひしと感じています。そんな中スーパーソニックの現状を伝えたいと思います。


世界中の音楽フェスティバルが今年の開催目処が立っていない中で、先ずは日本から始まる事で希望を持ってもらいたいと思っています。台湾では、台北アリーナが8月からは通常のキャパシティでスタートすると、先日現地のプロモーターから聞いて私も勇気をもらいました。9月の開催に向けては、キャパシティを60%に下げており、各ステージの動員人数とブロックを分けるシミュレーションを始めています。そして、当日会場に来れない方々にも配信での参加を可能にします。
日本のオーディエンスだから可能である、マスク着用と小まめな消毒体制に加えて、お互いを気遣ったKeep Distance とNo Loud Talkingをテーマに、世界に先駆けてスタートしようとしています。


しかしです。今は、まだ海外のアーティストのVISAの審査が進んでいない状況が続いています。NY、LA、LONDONの日本以上に早いロックダウン開始から、もっと早い回復を期待していましたが、日々変わっていく世界の情勢に振り回されながら数ヶ月が経っています。今年のスーパーソニックにおいての海外アーティストの内訳は、アメリカとイギリスからが90%となっています。そのため、この両国と日本がビジネスでの渡航を可能にしない限りフェスが成り立ちません。私達は今まで通り、引き続き入国管理局と情報を交換しながら、申請を継続・交渉をし続けます。まだ待ってくれているアーティストに状況をきっちりと伝えながら、開催実現に向けて準備を進めていきます。


今は開催出来ても、もし仮に出来なくても、チケットを買ってくれた方々には最善の結果を考えています。
今年のスーパーソニックが開催されない場合は、もちろんチケットの払い戻しを行います。そして、来年に延期となった場合は、そのままチケットは有効となります。この報告が少しでも安心を与える結果であることを期待しています。このようなリスクと共に、同じ目標に向かってスーパーソニックの開催を信じている皆様、後1ヶ月私達スタッフと夢を共有してください。

クリエイティブマン代表
清水直樹


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