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モトリー・クルー THE FINAL TOUR 日本公演初日@神戸ワールド記念ホール公演レポート!

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2014年1月、会見を開いてまで「これが最後」と高らかに宣言したモトリー・クルーのTHE FINAL TOURの日本公演が、2/11(水・祝)に行われた神戸ワールド記念ホール公演を皮切りにスタートした。

2015年のツアーがこの日本公演からスタートとなるモトリー・クルー、昨年の怒涛のツアー日程からひと時の休養を経たメンバーは大阪到着後に観光を楽しんだメンバーも居り、充実した時間を過ごしたようだ。

それだけに公演での充実したパフォーマンスにも期待がかかるその日本公演初日、神戸ワールド記念ホールは今回の日本公演で唯一アリーナエリアがスタンディングとなっている公演ということもあり、開場と同時にファンがわれ先にとアリーナ前方を埋め尽くしていく。

そして場内で開演を待つファンは、このTHE FINAL TOURの目玉でもあるステージからアリーナの中央ほどまで伸びる異様なステージセット、「ドラムコースター」のレールを振り返って眺めている。見ているだけでもワクワクしてくるそのセットは、海外からバンドが持ち込んだものだ。

さまざまな演出でファンを楽しませてきたモトリー・クルーがこの最後のツアーで見せてくれるこのステージセットを使ってのドラムソロは、ライブでひと目見てこそ、その凄さを実感する価値のある、度胆を抜くパフォーマンスだった。

今年になって突如、海外で配信が開始された新曲“ALL BAD THINGS”(日本では3/4配信開始予定)の披露に期待がかかったが、神戸公演では残念ながら披露されず、明日の名古屋公演以降での披露に期待したいところだ。

これまで数々の日本公演を行ってきたモトリー・クルーだが、このTHE FINAL TOURでは日本への愛はMCからも感じ取れるほどだ。それ故の観客との一体感は、これが最後のツアーだということを忘れさせつつも、今回ツアーの最後にいつも演奏されてきている”HOME SWEET HOME”が演奏されはじめると我に返り、寂しさを感じさせられた。

バンド結成から30年以上の歴史を今年で閉じようとしているモトリー・クルーの歴史の一部に、是非参加してほしい。

このモトリー・クルー “THE FINAL TOUR”日本公演はこの後、2/12(木)名古屋ガイシホール、2/14(土)、15(日)さいたまスーパーアリーナと続き、2/17(火)福岡国際センターで最終日を迎える。

さらにベーシストのニッキー・シックスは日本公演終了後も日本に残り、自身が率いるバンドSixx:A.M.で2/19(木)に行われるVAMPSが主宰するロック・フェス「VAMPARK FEST」に出演する。


大阪/神戸2月11日(水・祝)神戸ワールド記念ホール
名古屋2月12日(木)日本ガイシホール 
東京2月14日(土)/15(日)さいたまスーパーアリーナ 
福岡2月17日(火)福岡国際センター
https://www.creativeman.co.jp/artist/2015/02motley/