HONNEはボーカル/プロデューサーを務めるアンディとマルチプレイヤー/プロデューサージェイムスからなる2人組エレクトロ・ポップ・デュオである。大学で出会ったふたりは音楽の趣味で意気投合し、3日目には早くも一緒に曲を書き始めたという。こうして本格的に活動をスタートさせた彼らは、幅広い音楽を取り込み、独自の音楽を追求していった。

2014年にEPをインディーズレーベルから配信リリースし、ライブ活動を開始すると、音楽関係者の目に留まり、アトランティック・レコーズと契約を結んだ。アトランティック内で自ら立ち上げたレーベル名が「Tatemae Recordings(建前レコーディング)であったり、スタジオ名が「Tokidoki Studio(時々スタジオ)」であったりと、日本語から名付けており、またイジー・ビズをフィーチャーしたシングル「Someone That Loves You」のMVでは、東京の街が映し出されている。 「僕の彼女が半年ほど日本に住んでいたから、僕も数ヵ月日本で過ごしたんだけど、すっかり日本が好きになったんだ。日本はとても刺激的な場所だと分かったし、実際僕が東京にいて、ジェームスがロンドンにいるときに書いた曲もあるんだ。」とボーカルのアンディは話している。
他にも自らCDジャケットに日本語のキャッチコピーや邦題を付けたりと、日本に対する愛着やこだわりが伝わってくる。

世界各地で公演をソールドアウトするほど今大人気のホンネ。2016年にリリースされたデビュー・アルバム『寒い夜の暖かさ～ウォーム・オン・ア・コールド・ナイト～』で彼らは一躍有名となり、韓国では新人アーティストながらトリプル・プラチナ認定。同年11月にはBillboard Live TOKYO・OSAKAで初来日公演を行い、翌年にはSUMMER SONIC 2017で再び来日。2018年9月5日にはニュー・アルバム『ラヴ・ミー／ラヴ・ミー・ノット』日本独自企画盤をリリース。この作品はデジタル・レコード限定商品を、日本限定で特別にCD化したものとなっている。