2000年になると、より本格的なバンド活動をスタート。オリジナルの楽曲を書きはじめ、この頃バンド名もAMORALと名乗るようになる。

ヴォーカリストにマッティ・ピトカネンを迎えたバンドは、シルヴァーがベースを兼任して最初のデモ「DESOLATION」を制作。 ライヴ活動も望んだバンドは、ベーシストにMOONSORROWのヴィレ・ソルヴァリがヘルプで加わり、ライヴのブッキングを開始。 しかし、デビュー・ライヴ直前になって兵役中だったマッティがライヴに参加できなくなり、急遽シルヴァーを通じて知り合ったニコ・カリオヤルヴィに手伝って貰い、 ライヴを敢行。このライヴでのニコのパフォーマンスが良かったことから、そのままメンバーとしてバンドに加入する。 ヴィレも正式メンバーとして加入し、このメンバーでライヴ活動を継続、2本目のデモ「OTHER FLESH」を制作する。 このデモがきっかけでイギリスのRage Of Achilles Recordsと契約し、ライヴ活動と作曲活動を行った後、レコーディングを開始。 デビュー・アルバム「WOUND CREATIONS」が完成、2004年にリリースとなる。レコーディング後にヴィレが脱退するものの、 バンドは後任にエルッキ・シルヴェンノイネンを迎え入れている。

しかし、Rage Of Achilles Recordsが間もなく倒産。権利をフィンランド最大手のSpinefarm Recordsの傘下レーベル、 Spikefarm Recordsから「WOUND CREATIONS」は再リリースされる。このアルバムが、メディアにて好評を得て、 バンドはライヴ活動の規模をフィンランド外にまで広げ、その勢いで2ndアルバムの制作を開始。 2005年10月に「DECROWNING」がリリースされる。翌2006年には初来日公演を行う。2007年には3rd「REPTILE RIDE」を発表する。 しかし、その後エルッキが脱退。2008年5月になり後任としてペッカ・ヨハンソンが加入する。その直後の7月になると、 今度はニコが脱退してしまうが、その後、バンドはドラスティックとも言える大変化を起こすことになる。

2008年11月。バンドはバンドのニュー・シンガーとして、フィンランドのアイドル発掘番組「Idols」にて優勝、 デビュー・アルバム「FUEL FOR THE FIRE」がフィンランド国内で12週連続1位という国内アーティストとしては新記録を叩き出した、 スーパー・アイドル・シンガーのアリ・コイヴネンの加入を発表。このニュースはフィンランド国内でも大きな話題となり、 一大センセーションを巻き起こした。バンドはアリをシンガーに迎えての第1弾シングルとして「Year Of The Suckerpunch」を発表。 本シングルはフィンランドのシングル・チャートで19位を獲得。そして、その勢いのまま5月にアルバム「SHOW YOUR COLORS」を発表。 このアルバムもフィンランドのアルバム・チャートで19位を獲得している。

ARI KOIVUNEN アリ・コイヴネン VO
BEN VARON ベン・ヴァロン G
MASI HUKARI マシ・フカリ G
JUHANA KARLSSON ユハナ・カールソン DS
PEKKA JOHANSSON ペッカ・ヨハンソン B

ニーロ・セヴァネン（VO, B）、ヴィレ・フライマン（G）、 ヴィレ・ヴァンニ（G）、マーカス・ヒルヴォネン（DS）のラインナップが固まり、同じ年にCandlelightとの契約を果たし、 2002年にデビュー・アルバム「IN THE HALL OF AWAITING」をリリースする。

2ndアルバム"Ghosts of loss"ではフィンランドのアルバム・ チャート最高位8位を獲得。バンドの活動の礎を築いていく。

2007年1月には3枚目のアルバムとなる"HOPE"をリリース。フィンランドのアルバム・チャート3位を獲得。 ドゥーム・メタルのアルバムとしては例のないヒットを記録した。

2008年にはEP"Plague of Butterflies"をSpinefarm Recordsからリリース、初週のフィンランド・チャートで 1位を獲得した。さらにこのEPはUSでもリリース、2009年初頭にはフィンランドとUSで大規模なツアーを行なった。
その2009年には4thアルバム"New Moon"をSpinefarm Recordsからワールドワイドでリリース、フィンランド・チャート では初登場10位だった。

そして2012年、5thアルバム“Emerald Forest and the Blackbird”をリリース。NIGHTWISHのアネットをゲストvoに迎えた 楽曲も収録されている。アルバムは5/23(水)に日本盤がリリース。 ニュー・アルバムを引っさげFINLAND FEST -MEATL ATTACK-で初来日を果たす。

2006年のデビュー・アルバム“Beaten Into Submission”はフィンランドのメタル・アワード で新人賞を獲得。これをきっかけにフィンランド国内のほとんどのフェスやクラブを網羅する ほどのライヴを行い、ライヴバンドとしての評価も確固たるものとする。

2009年にリリースの"Inherit The Void"は2011年夏にSpinefarm Recordsから再リリースされ フィンランドのアルバム・チャートでTOP10入りを獲得。

2011年9月にリリースされたの最新3作目となる"Destroy!" メロディアスでありながらもアグレッシヴ、そしてグルーヴィーでモダンなメタル サウンドを聴かせる。

そして2012年5月 FINLAND FEST 2012 -METAL ATTACK-にて初来日！ 今回出演者の中でもダークホース的存在といえるProfane Omenがそのベールを脱ぐ！

「TIGHTROPE」(86年）
「BOUND TO BREAK」(87年）
「GYPSY WAYS」(88年)
「HUNTING TIME」(89年)
「NO SMOKE WITHOUT FIRE」(90年)
「DOMESTIC BOOTY」(92年）
同年、バンドは解散を表明。10年以上にわたる歴史に幕をおろす。00年、グラハム・ボネットをヴォーカルに迎えて制作された、「HEAVY METAL ANTHEM」をビクターエンタテインメントからリリース。01年、引き続き同社と契約。坂本英三、柴田直人、清水昭男、本間大嗣というラインナップでで本格的に活動を再開。
「SEVEN HILLS」(01年)
「OVERLOAD」(02年)
「ETERNAL WARRIOR」(04年)
「IMMORTAL」(06年)
「BLACK EMPIRE」(08年)
「HERALDIC DEVICE」(11年)
2012年より活動場所を新たにユニバーサル・ミュージックと契約し世界規模の展開を視野に動き始める。 年内、夏にはシングル、アルバムをリリースしツアーを行う予定である。

これを受け2010年開催時にはFINLAND FEST –METAL ATTACK-と題しメタル・アクトに絞ったラインナップで、初のSOLD OUT公演となった。そして2011年には開催以来初めて日本からのゲスト・アクトを迎え、日本とフィンランドの交流という新たな方向の模索も開始。またこの2011年開催もSOLD OUT公演となり注目度の高さを証明した。そして来る2012年。恒例の5月開催が決定した。