「ランシドがベストを尽くすために、オレ達ファミリーは集結した」
ティム・アームストロング(vo,g)は語る。
「全員で一つのチームとなって、このアルバムのあらゆる面に取り組んだ。その結果、7作目にしてオレ自身一番好きな作品に仕上がった」
リリックに表れた断固たる発言のすべてが昨今の経済破綻を予測しているとも言える「This Place」、「Lulu」、「Locomotive」といったナンバーをはじめ、イラク戦争に対するメディアの取り組み方を激しく非難した「The Bravest Kids」、ティム自身の兄弟の実体験に基づいた、イラクへの派兵～帰還するまでの兵士の人生にインスパイアされたという「Civilian Ways」など、本作は現代社会に深く突き刺さるリアルなメッセージに満ち溢れている。
収録全19曲（日本盤はこの他にボーナス・トラック1曲収録）は、全てランシドによって産み落とされた楽曲。サプライズなスペシャル・ゲストとして、1992年に「ブッカーT＆MG's」としてロックの殿堂入りを果たし、07年にはグラミーのLifetime Achievement Awardを受賞した伝説的ソウルマン、ブッカーＴ.ジョーンズがハモンドオルガン”B3”で「Up To No Good」に参加している。
また、ランシドを長年撮り続け、バンドが最も信頼しているカメラマンの一人である邦フォトグラファー、Mitch Ikeda氏による、ランシド史上初の「バンド・メンバー写真」が使われたジャケット・カヴァーにも注目だ。そのアルバムはビルボードチャート初登場11位という過去最高位を記録。新たなパンク・ロック・バイブルの誕生と共に、この度ジャパン・ツアーが決定した。
“人生”をアルバムのテーマに掲げ、より結束力を強めたランシド＝パンク・ロックの生き様と真髄を掴め！

実直なシンガロングの強靭さと、ステップを踏み鳴らせる警戒さ、どこか新しくて、どこか懐かしい…どこかにいそうでいなかった、シーンに新基準を打ち立てた天下無双のパンクバンド。 国内外のFES及び各種イベントからのオファーを含め、普段から全国狭しとライブをこなす。幅広い対バンを積極的に行っているため、ファン層もオールドパンクからYOUTHパンク、メロディック、アイリッシュパンクにまですごい勢いで確実に増やし続けている。 今、最も注目されているパンクバンドといっても過言ではないほど、噂や周知の期待が怒涛のごとく集まっている。 09年09月09日には至高の2nd Full Album『FOREVER RULES』をリリースした。

その後メンバーチェンジを経て、(Vo)YOSU-KO, (Gu)NAOKI(現SA),(Ba)PON(現LAUGHIN'NOSE), (Dr)KI-YANのラインナップで1990年にアルバム「Oi Oi Oi」でメジャーデビュー。一気に武道館まで駆け上る。しかし、91年12月に行なわれたライヴを最後に活動停止。その後、YOSU-KOはCOW COWを経てソロ活動を開始。1998年、(Vo&Ba)YOSU-KO, (Gu)NAOKI(現SA), (Dr)YOSHIRO のラインナップにてCOBRA活動再開。1999年にメジャー復帰アルバム「O.K. RIDE ON」をリリース。2002年、YOSHIROが脱退し(Dr)KEIGOが正式加入。その後、NAOKI(現SA)が脱退。拠点を大阪へ移し正式メンバーが決まらぬままサポートメンバーで精力的に活動を続けるが2005年に活動休止する。

2007年、ファン待望のCOBRA完全復活！東名阪で行なった復活祭は全てSOLD OUT。その後メンバーチェンジを経て、現在、(Vo)YOSU-KO, (Gu)LINA, (Ba)YUICHI, (Dr)RYUのラインナップにて活動中。BRAND NEW "COBRA"を掲げ、今までにはない勢いと団結力で"Ｏｉパンク"炸裂中！2008年12月にシングル"SING ALONG TOGETHER"、2009年4月にアルバム"Hello! This is COBRA" をリリース。2009年10月にはSELF COVER BEST ALBUM "COBRA IS BACK!"(20曲入り)をLIVE DVD"明日なき行動"と同時発売！

そして1999年、全国的にパンクが盛り上がる中、岐阜のシーンからの熱い要望を受け、復活ライブを行なう。これをきっかけにSAが再始動を果たし、2001年にはNAOKI（Gt/ ex.COBRA,LAUGHIN'NOSE,DOG FIGHT）、KEN（Ba/DOG FIGHT etc.）、SHOHEI（Dr）が加入、現在の体制となる。名曲揃いの熱くキャッチーな楽曲と骨のあるサウンドが評判となり、数々のイベントに出演。そしてステージでは、その圧倒的なライヴパフォーマンスにより、さらに熱い支持と高い評価を得る。また、イギリスのパンク専門レーベルAnagram Recordsからのヨーロッパデビューや、2007年のRANCID日本ツアーをはじめ、数々の海外アーティストのサポートアクトなどにより、その評判は海外にまで広がる。そして今年3月には待望の全米8カ所の横断ツアーを果たした。2009年9月2日、同ツアーの模様を記録したドキュメンタリーDVD『MAKE MORE NOIZE - 2009 USA TOUR -』をリリース！

演奏される音楽"PADDY BEAT"(パディービート）の7人組ロック・バンド。海外のバンドとの共演も数多く、最近ではアメリカのFlogging Mollyとの全米ツアーも記憶に新しいところ。初めて観る者も虜にするビート感＆メロディ満載のライブは「鉄板」と各方面からも評価が高い。