子役として幼少の時から芸能界で活躍してきたジェニー・ルイス。98年にオルタナティヴ・フォークバンドのRILO KILEY に加入し、音楽のキャリアをスタート。その独特のスウィートな歌声、そしてその美貌もあいまって確固たる地位を築いている。06年にはTHE WATSON TWINS を従え初のソロ・アルバム『Rabbit Fur Coat』をリリース、その年のFUJI ROCK FESTIVAL、そして東京ワンマン公演で日本でもそのパフォーマンス力の高さで注目を集める。そしてついに2年ぶり2枚目となるアルバムがリリースされる。本人だけの名義となった作品はより生々しく彼女自身の姿を曝けだした、傑出したアルバムとなっている。カリフォルニアのサウンド･シティ･スタジオで3 週間で録音された本作は、一切プロツールズを使用せずアナログ録音で行われた。またその才能に豪華なゲスト陣が集結、デュエット曲「Carpetbaggers」を披露したElvis Costello をはじめ、Chris Robinson(THE BLACK CROWES) 、Zooey Deschanel(ハリウッド女優/SHE & HIM)、Paz Lenchantin(元A PERFECT CIRCLE)らが参加している。

ロンドンでのレコーディング・セッションをきっかけに'98年に結成されたバンド"Magnolia"のヴォーカルとして音楽活動をスタート。3枚のアルバムを発表し、全国各地のフェスティヴァルに出演するなど精力的に活動した。'06年冬のツアー後の活動休止に伴い、ずっと温めてきたソロ・ワークを始動。'07年には元Natural Calamityで現在はHonoluluで活躍するクニ杉本とデモ制作開始。'08年夏、冬、2つのソロ・ツアーを成功させ、全国に信奉者を多数生んだ。デモ制作やツアーの集大成として、'09年8月に初のソロ・アルバム『Kirie』を発表。バンド時代のロック色の強いサウンドとは異なり、女性ならではのフェミニンな世界観とエレクトロニカやアルゼンチン音響派とも交差しそうな浮遊感のあるサウンド、そして彼女の優しく、日本語を大切に歌い込まれたヴォーカルにより、ナチュラル、オーガニックなどのキーワードを連想させる楽曲が多数収録されている。

オーストラリアの名門レーベル・Modularが送り出す注目のニュー・フェイス。 サイケデリック/ガレージ・ロックを奏でる3人組。時代錯誤ともいえる極彩色のディープなブルース・ロックを展開し、本国のインディ・チャートでヒットを記録。またMGMTのツアー・サポートに抜擢されるなど、英米でも話題を呼んだ。CREAMに通じる正統派の3ピース・サウンドと、THE DOORSを想起させるサイケデリックな色彩感が魅力。