UPCOMING ARTIST | ライヴ・チケット・アーティスト情報

初来日となるニュー・ブラッド公演を即完して以来のガールズ単独公演!
傑作デビューアルバムに続く待望のセカンド・アルバム、
『ファーザー、サン、ホーリー・ゴースト』を引っさげての来日!
鋭い感性が生む繊細なサウンドに包まれる貴重な一夜限りの公演が決定!

お知らせ

公演日程・チケットチケットに関するよくある質問

公演日・会場
10/27(木)東京 渋谷duo music exchange
OPEN 18:00 / START 19:00
TICKET発売
当日券:17:00~会場当日券売場にて販売
¥5,500-(税込/All Standing/1Drink別)
8/20(土)10:00~TICKET ¥5,000-(税込/All Standing/1Drink別)
※未就学児(6歳未満)のご入場をお断りさせていただきます。
チケットぴあ:0570-02-9999 Pコード:147-645
ローソンチケット:0570-084-003 Lコード:78228
イープラスeplus.jp
※0570で始まる電話番号は、一部携帯・PHS不可
INFO クリエイティブマンTEL:03-3462-6969
協力:よしもとアール・アンド・シー

Biography

まずはロケーションの話から始めよう。ヴェルヴェッツがニューヨークの街と共に音を鳴らし、スミスの曲はマンチェスターから生まれてきたように、ガールズのサウンドは、酔って日干しになったようなサンフランシスコでの生活を見事に描き上げている。ブライアン・ウィルソンにより作り上げられたカリフォルニア・ポップのテンプレートにローファイ色を被せた彼らのサウンドからは、50年代のサーフポップ、60年代のサイケデリア、80年代のハードコアなど、様々な要素を見つけ出すことができるが、サンフランシスコのライフスタイルを純粋に反映していることに彼らの音楽のベースはあるのだ。
「僕らは出会うまでは本当に荒れていたんだ。いつも酔っ払っていて毎晩であるいていた」とJRホワイト(プロダクションとスタジオ・ワーク担当)は認める。
「サンフランシスコはそのライフスタイルの為に作られた街なんだ。老人だって(そんな僕らの生活に)ガミガミ言うことはないよ。だって60年代に彼らもそうしてきたんだから」とクリストファー・オウエンス(歌詞とメロディー担当)が付け加える。
Girlsが生まれる前、クリストファーはCurlsと呼ばれているプロジェクトで、彼のガールフレンドと活動していた。2人の関係が先細りになると、プロジェクトも終わり、クリストファーはヴォーカルも担当することになった。こうして彼は、新しい音楽的才能を持つパートナーを見つけることを強制されたのだ。 クリストファー自身にも大きな物語がある。彼は、リヴァー・フェニックス他も所属していたことで知られるカルト教団、チルドレン・オブ・ゴッドのヒッピーの子として生まれ、幼児期に世界中を旅し、外界から保護される間、プレイヤー(祈り)・セッションに出席するという生活を送ってきた。 「かなり地獄のような生活だった。教団は僕らを色んなものから隠して、幸せになることや完璧な神の子になることを教えたんだ。人をそんな風にコントロールするなんて誰もできやしないのに…」とクリストファーは語る。自殺、売春、テキサスへの逃亡…こうした彼のカルト教団時代の話は別の機会にすることにしよう。一方、明らかなのは、チルドレン・オブ・ゴッドでの生活がクリストファーのソングライティングに大きな影響を及ぼしていることだ。バスキングをすることを学んだのも、他のカルトのメンバーが作る多種多様な音楽を聴いたのも、このチルドレン・オブ・ゴッドでの生活の中であった。クリストファーの最初のギター(そして今でも彼が曲を書くときに使う楽器)は、同じカルトのメンバーでもあった元フリートウッド・マックのギタリスト、ジェレミー・スペンサーから譲り受けたものだった。「カルトの全てのことは音楽に基礎をおいているんだ。実際Girlsは、チルドレン・オブ・ゴッドの音楽の様なサウンドを持っている。スピリチュアルな本質が存在するんだ。実際、僕は全く信心深くはないけれど、両者の間には共通するスピリチュアルな本質がある。ブライアン・ウィルソンは音楽のスピリチュアルなことについて話すけど、実際それが何なのかはわからない。けど、目を閉じたとき、音楽は僕を他のどこかに連れて行ってくれることは知っている」とクリストファーは言う。 実際、カルトの中で彼が歌ってきた多くの歌の中には“美”が存在するということを彼は認めている。16歳の時にカルトを去って、アマリロのパンク・シーンに没頭しながらドラッグ漬けになっていた数年を過ごした後、クリストファーはサンフランシスコに移った。そこで彼はローカルのミュージック・シーンに浸かり、アリエル・ピンクや彼のプロジェクトであるホーリー・シットとギグをするようになった。「もしホーリー・シットとプレイしなかったら、僕は曲を書くようにはならなかったと思う」とクリストファーは語っている。そして、最終的に、ここでクリストファーはJRと出会うこととなるのだ。曲を書いたり、リハーサルをしたり、パーティーをしたりと、全ての時間を一緒に費やすだけではなく、2人の部屋の間にあった壁を壊してベッドルームを共有するくらい、クリストファーとJRの間には強い友好がある。クリストファーの書く無垢で素直な曲が形になり始めると、そこにJRが音楽的な背景を付ける。彼らのデビュー・アルバム『アルバム』は、ベットルームとリハーサル・スペースで壊れた機材でレコーディングされた DIYの『ペット・サウンズ』のように考えることが出来る。 「ストリング・セクションとティンパニーを僕は雇いたかったんだ。60年代だったらそうしただろう。けど、僕らはベッドルームで同じことをしたんだ。オープンリールのテープと古いコンピューターにレコーディングすることによって」とJRは言う。こうして完成し、2009年の10月にリリースされたファースト・アルバム『アルバム』は、『PITCHFORK』(9.1点)、『NME』(9/10点)他、新人としては同年最大のBUZZと評価を獲得。その後のUSインディ・ギター・ポップの流れを作る歴史的な作品となっていった。アルバムは同年末の年間ベストアルバムのチャートでも各国/各誌で上位にランクイン。海外では『NME』17位、『PITCHFORK』10位、『SPIN』5位、『URBAN OUTFITTERS』1位、『AMAZON』6位、『ROLLING STONE』15位など上位を独占。ここ日本でも『SNOOZER』1 位、『Rockin‟ On』15位(新人ではレディー・ガガに次いで2位)、『CROSSBEAT』5位(新人では1位)、といった結果を残した。 バンドは、2010年10月にはEP『ブロークン・ドリームズ・クラブ』をリリース。宅録であった前作とは違い、バンドは初のスタジオ・レコーディングを実施。こちらも大きな評価を獲得。来たるべくセカンド・アルバムへの期待を大きく膨らませる作品となった。
Latest ReleaseALBUM
FATHER, SON, HOLY GHOST
YRCG-90062
¥2,300-

9/7 on Sale!