1886年、全てが一度に押し寄せてくることになった一年。2月にシングル「ファイナル･カウントダウン」、5月にはアルバム『ファイナル･カウントダウン』をリリース。ヨーロッパそして日本で大ブレイク。ヨーロッパと日本（初のジャパン･ツアー）でのツアーも大成功に終わり、世界制覇寸前のところでギタリストのジョン･ノーラムが脱退を表明することになる。バンドは後任としてキー･マルセロを迎えることになる。1987年ワールド・ツアーは続き、4-5月のアメリカ･ツアーでアメリカをも制覇。アルバムはトップ10入りし、全米1位を記録した「キャリー」をはじめ4曲のトップ20ヒットを記録した。この年までに「ファイナル･カウントダウン」は26カ国で1位を獲得し、シングルとして780万枚を売り上げ、アルバムも全世界で600万枚を売り上げ、文字通り世界を制覇したのであった。1988年夏に『アウト･オブ･ディス･ワールド』をリリース。リリースタイミングにはアメリカをデフ・レパードとツアーし、秋にはアジアをツアーし大成功を収める。1991年9月に『プリズナーズ･イン･パラダイス』をリリース。ツアーはこの年の大晦日に東京ドームで行われたカウントダウン･ライヴからはじまった（共演：メタリカ、テスラ、サンダー等）。1992年ヨーロッパ中をツアーするも、10年にわたるツアーとレコーディングの生活に終止符を打つことをバンドとして発表した。それぞれのメンバーはソロ活動をスタートさせる。1999年、1900年代最後の大晦日にスウェーデンにてたった一回だけの再結成ライヴが行われた。バンドは12月31日23:45にステージにあがり、「ロック･ザ･ナイト」と「ザ･ファイナル･カウントダウン」をプレイ。この時はキー・マルセロとジョン･ノーラムを迎えたツイン･ギター編成だった。そして2003年バンドは第二期メンバーでの再結成を正式に発表。2004年6月のSWEDEN ROCK FESTIVALの最終日の大トリとして復活のステージに立つ。その後9月に新作『スタート・フロム・ザ・ダーク』を発表した。2005年1月待望の来日公演を大成功に終わらせる。欧州地区では年末にDVD『ライヴ・フロム・ザ・ダーク』をリリースした。バンドは2006年に再結成後2作目となる『シークレット・ソサエティ』をリリース、翌年4月には再び来日公演を行った。そして2009年10月、復活第3弾アルバム『ラスト・ルック・アット・エデン』とアンプラグド・ライヴCD＋DVD『オールモスト・アンプラグド』を同時リリース。ファン待望の来日公演も決定した。